【ネイルサロン開業】オーナがサロンノウハウを公開!オープン前にする重要な事
ただ漠然と準備を進めて行っては、途中でどんなサロンにしたいのか分からなくなってしまって迷いが出来るのです。
ネイルサロンを開業するためには、緻密な計画が必要になってきます。
ちょっとした工夫でサロンを維持することも出来るのです。
ところが、最初はなかなか分からないところから始まりますので、時間もお金もかかってしまうのです。
私がネイルに関わって12年ほどになります。
私の場合は、家の近くのネイルサロンに通った事がきっかけで、ネイルサロンの経営者となりました。
自分が思っていた事よりも遥かに、お客様を呼ぶこと難しさをの痛感しました。
今は、ネイリストが増えて自宅ネイルサロンを夢見ている人も沢山いると思います。
その中のごく一部の人が、ネイルサロンを維持できている実態もあります。
ネイルの技術も実際の経営とは全く違う力が必要になってきます。
初めはネイルサロンにタダで通えると言う軽い気持ちからスタートしました。
少しずつ試行錯誤の上に店舗展開する経営者になりました。
その当時の私は、上手くいかない時に相談出来る人が居たらどんなに良いかと思っていました。
私もこの20年の間、良かったことや間違ったと思うことがあります。
でも、その当時の私のは想像もつかないことだらけでした。
この経験を元にこれからネイリストとして自分のサロンを持ちたいと夢見ている人たちに少しでも、プラスに慣れればとという思いでブロブを書きます。
目次
ネイルサロンのオープン前にしておきたい事
何をするにも準備が大切ですね。特にネイルサロンをするに当たって必要な事をご紹介致しましょう❗
- どんなお客様がターゲットか?
- 年齢層は?
- 場所はどこに出す?
- 店内内装はどうする?
- 価格設定は?
- サロンの広告の手段は?
- メンバーズカード、チラシ
- 看板デザイン等
- クレジットカードの準備
- 電話の回線
これが決まればサロンを出す準備は8割程完了です。
1つずつ決めてさえいけば、意外に簡単に頭の整理が出来ます。
ただ漠然と準備を進めて行っては、途中でどんなサロンにしたいの、自分のサロンのコンセプトが無くなってきます。
ネイルサロンを開業するためには、コンセプトや緻密な計画が必要になってきます。
先ずは優先順位を決めていきましょう。
では、具体的な考え方をご紹介しましょう。
どんなお客様をターゲットにするのか?
例えば
1、OLさん
2、主婦
3、フリーターや夜のバイトをしている女性
こんな感じで分けてみます。
その次に年齢層を決めていきます。それを決めればある程度のターゲットを決める事が出来て場所も決まります。
これをしっかりと決めるとイメージもつきやすいです。
若者~中年層では、範囲が広すぎて駄目ですよ。
どうしても、お客様に沢山来てほしい余りに、不特定多数のお客様に意識が行ってしまいがちです。
それでは、返って問題が生じてしまいます。
サロンの場所もそうですが、狙っている層の人が沢山いるところが一番ベストですよね!
このことからお客様のターゲットを決めていきましょう。
ターゲットがOLの場合
OLさんは、あまり派手なネイルが出来ない人が多いのが現実です。
ただ、肌の色がキレイにみえる色には敏感です。
同じピン系でも、色々な種類のピンク系を揃えて置くことが大切です。
お客様のターゲットがOLさんなのに、奇抜な色や大きいストーンなどの商材を沢山そろえても意味が無いわけです。
環境で言えば、周りにどのような会社があるのか?
その職場に合ったキャッチが良いわけです。
ターゲットが主婦の場合
主婦は特に色の制限がないのが一般的です。
主婦の人の場合は、生活をやりくりしてサロンに来る人も少なくありません。
お得感のあるネイルの提供が必要でしょう。
そして、特に水仕事が多いと思いますので、水に強いジェルを選ぶのが賢明と言えます。
もちの良さが安定すると通ってもらえるでしょう。
ターゲットがフリーター・夜の仕事の場合
大きな繁華街が近くにある場所にするとニーズがあります。
夜の仕事と言っても、派手目のネイルなのか上品なネイルなのかによっても揃えるカラーも随分変わってきます。
通常のソフトジェルが良いのかスカルプが良いのかも変わってきます。
年齢層やサロンの場所は?
何歳ぐらいのお客様を集めたいですか?
それが決まれば場所も決まってくるのです。
OLさんなら、ビジネス街ですし。主婦の人なら商店街や民家が適しています。
年齢層が若いならリーズナブルで今流行りのトレンドを多く使うのも手です。
年輩をターゲットにするなら、分かりやすい場所や落ち着いた空間、丁寧な接客は必修です。
店内内装や照明について
店内で一番気を付けないといけないのは、照明です。
電球色は綺麗ですが、オレンジに光り増ので、お客様が帰ってから爪を見てみるとサロンで見た爪と全く違う場合があります。
これがクレームの原因になるのです。
必ず蛍光灯の白い光のスタンドを手元に置いて下さい。若い場合では店内ない層も変わってきます。
ここでもターゲットが明確でなくてはいけません。
清潔感があるので、誰にでも受け入れられやすいとも言えます。
年齢層が高い場合と年齢が低い場合でも選ぶカラーも重要になってきます。
若いお客様ターゲットの場合は、原色のカラーを使うのも良いと思います。
年配の方に好まれる色は、パステルカラーが無難とも思います。
どちらにしても、オシャレを楽しむ空間なので普段と違う空間にしておくのが良いでしょう。
価格設定について
価格は時代の流れに敏感で無くてはなりません。但し低すぎる事は避けなければなりません。
価格は高くするのは難しいので、バランスの取れた価格帯で設定する事をおすすめします。
価格は一度決めるとその店のイメージもついてしまうので慎重にする必要があります。
今の消費者は本当にシビアな感覚を持っています。
ネイルでも、オフをするなら、このサロンと言うように価格をシビアに見てくるのです。
人によっては、一定のサロンではなくて値段の安いクーポン巡りをしている人もいます。
そこで大切になるのが、金額では無くてリピートに繋げる付加価値です。
付加価値はサロンによって色々ですが、技術が特別に上手である・接客に特化している様様な方法でお客様の付加価値を感じてもらいます。
お客様が女性なので、あんなふうになりたい!という憧れられるネイリストが一番人気があります。
技術も勿論ですが、身だしなみも大切ですよ。
キャンペーンのタイミング
キャンペーンは季節の変わり目がねらい目です。
- クリスマス前
- 入学シーズン
- 夏休み
季節の
変わり目に入れることが良いと思います。
お客様も季節のカラーでオシャレをしたい意識になってきています。
キャンペーンはトレンドを意識した文章も大切です。
もしも、値段を下げて集客をしたいのなら、キャンペーンと言う事にして期間限定にしましょう!!
知って貰う為のサロンの広告の手段は?
先ずはおススメはチラシです。チラシは貰って邪魔にならない程度で文字数の少ない物が良いです。
キャッチコピーをしっかり考えて打ち出します。
余り文章が長い場合は、最後まで読んでもらえるのは難しいでしょう。
最寄りの駅で配るもよし、ポスティングも良いでしょう。
ビジネス街では、マンションが多くセキュリティの問題があり、ポスティングは難しいのでビジネス街なら駅でチラシを配るが一番です。
チラシをまくときの注意事項
駅で配る場合は人の邪魔にならない様にして改札には入らないようにしましょう!
駅にもよりますが、なるべく駅の中でまかないようにして下さい。
比較的に駅から降りて来た人や、ゆっくり歩いている人がチラシを受け取ってくれます。
後は信号待ちをしている人に渡すのも方法です。
チラシにティッシュを付けて配ると効果が倍増する
この方法は受け取ってくれる人が劇的に増えます。
ティッシュが見えるように渡して下さい。
向こうからティッシュが欲しい人が受け取りに来てくれます。
それに家でも暫くは保存していますので見てもらえるチャンスもあります。
民家が多い地域なら、ポスティングが効果を発揮するでしょう。
余りにマンションが多くある場所はホストの近くにあるゴミ箱にポイと捨てられる事が多いです。
民家は一戸建ての所も多くなるのでホストに入れたチラシを一度は家に持ち帰るケースが多くなります。
こんなふうに場所によって全く違うのです。
後はフリーペーパをのも手です。
ただ、フリーペーパーが効果を出すのは、立地が良い所となります。余り知らない土地にフリーペーパーを入れてもなかなか認知されないでしょう。
フリーペーパーで人を呼ぶ工夫とは?
貴方のサロンの近くに少しでも有名な建物があれば、その建物名を入れて分かりやすくしましょう。
見た人にイメージし易い言葉を入れると選んで貰い易くなります。
特にオープンしたてだったらNEW OPENと書くのも効果的です。
他店よりも魅力的な感じが伝われが良いのです。
小さなサロンなら
お客様一人一人丁寧な接客に努めています!
貴方だけの空間でくつろぎながらネイルを楽しんで頂けます!
というふうに自分のサロンの強みを表現するのも必要な事です。
周りのサロンの情報を集めて価格帯や使っている商材を調べておくのも大切です。実際にオープンしたら近所のサロンに通っていたお客様も来ますので事前に調べておけば、自分のサロンの特徴も紹介し易いと思います。
メンバーズカードや看板デザインは?
メンバーズカードや看板はサロンのイメージカラーを使う!!
サロンのイメージと同じ統一感が大事です。
特に看板は一目でネイルサロンと分かる様にしましょう。
細かい情報はチラシで補う方が良いです。
人が通り過ぎる時間は数秒なのでとにかく分かりやすい看板を作る事が必見です。
看板を置けなくても分かりやすい名前にして置くことが大切です。
ネイルサロン ティンカーベルと言うように何屋さんか分かる事が大切です。
クレジットや電話回線の準備
ネイルサロンではクレジットを置くのがおススメです。ポイントを集めている女性が多く店選びではクレジットが使えるかがポイントになる事も少なくありません。
特にビジネス街にネイルサロンを出したい人は大切なポイントになります。
私のサロンでは、クレジットの割合はビジネス街だと4割のお客様がクレジットを使います。
民家に出しているサロンだと1割の人がクレジットを使います。
これもまた、店舗を出す地域によって違うのです。
ただ私はクレジットは置くべきと考えます。
何故なら、現金が無くてもネイルが出来るので金額が高額になるケースが多いのです。
審査が通るまでに1カ月程は掛かるので早い目に手配をして下さいね。
クレジットを設置しているサロンが選ばれるのも今の風潮になってきています。
電話回線の開通
電話回線の手続きは2週間程で出来たと思います。電話番号を先に決定出来るのでチラシやカードに記入が出来ます。
なるべく覚えやすい番号を選ぶのが良いでしょう!
オープン3カ月前から準備に掛かる事が大事です。
そして正しい準備の仕方をして置くことも重要です。